カルロス・ゴーンは日産をいかにして変えたか財部 誠一
PHP研究所 刊
発売日 2002-01
1冊目としてはよいかもしれないが。。 2005-01-24
日産関係の本は初めて読みました。
日産復活への過程を知るための1冊目としては良い本だと思います。
ページに文字がビッシリとは詰まっていないため、読みやすいです。ただ気になったのが、
・同じ内容(日産の長年の問題、ゴーン氏の改革着手時の大方針)が、表現を少しずつ変えて、繰り返し繰り返し書かれている。
(「もういいよ。話を先に進めて!」と言いたくなるくらい。)
これが、本全体の半分を占めます。
・(私は、この手の本をあまり読まないので他書との比較ができませんが)全体的に項目の羅列的な構成である。
論理(とその裏付け)を積み重ねるような構成であれば、本全体に一種の「迫力」が出たはず。(文庫本のページ数で、それを期待するのは無理?)読者をひきつける力が今ひとつということで、星3つとさせていただきました。
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